こんにちは。ホシバです。
ヨーロッパでは伝統的な祝い菓子として有名な
結婚の幸福を意味するドラジェをご紹介します。
~幸運の5粒のアーモンドドラジェ~
1粒は健康のために
2粒は富のために
3粒は永い生涯のために
4粒は繁栄のために
5粒は幸福のために
ドラジェはアーモンドを砂糖で包んだお菓子のこと。
イタリアのシシリー島でアーモンドを原料として作られたのが始まりとされています。
紀元前177年にはローマ貴族であるファビウス家で結婚の内祝い、子供の誕生祝いとして
町中の人に配られたという記録が残っています。
結婚式で幸運のおすそ分けとして、ドラジェは5個入りの物を配るそうです。
花嫁のベールを破いてドラジェを包んだという言われがあるため、
チュールに包まれたタイプのプチギフトが多いです。
手にした人には幸福が訪れる、また子宝に恵まれるという言い伝えから
現在でも誕生、洗礼、婚約、結婚、などの祝い事に欠かすことのできない贈り物となっています。
アーモンドにはたくさんの伝説があり、そのどれもが愛を感じさせるものばかり。
そのためアーモンドは不滅の愛の象徴とされています。
ドラジェにするアーモンドには煎ったものは使用せず、生のアーモンドを使うことが正式とされていますが、
それは幸せの種として芽が出せるようにという思いが込もってるのかもしれません。